マウスケア

歯を白くすることも外見上大事ですが、いくら白くてもきつい臭いでは元も子もありません。そもそも不快な口臭の原因はいくつかありますが、主に2種類に分類されるでしょう。まず多いのは、歯茎の炎症に起因するといわれる歯周病、もっとひどくなると歯槽膿漏と呼ばれるものです。元々、歯茎の中でうっ血し、ドロドロの血になって、それがあの嫌な臭いを起こさせているのです。市販の歯ブラシで良いので、歯茎磨きをすると血が出てきます。

最初は痛いですが、毎日無理をしない程度に持続すると、驚くほど効果的です。歯医者さんでも、初期の段階では歯茎をきれいにすることから始まります。次に食べ過ぎ・飲み過ぎやストレスから、胃腸が弱っている時にも口臭がします。こんなときは軽いストレッチをしたり、深呼吸をするなどして体調を整えていくことが大事です。ただ急に人と会わなくてはいけないとか、会議があるという際、もっと即効性のある口臭対策方法としては、ペパーミント系のドロップを口にすると効果的です。近頃はノンシュガーのもありますし、人前に出る前、一粒ゆっくりと舌で転がすように舐めておくと、割と持続力もあります。ペパーミントは肉や魚料理の臭い消しにも使うように、ハーブなので、身体にも優しいところがおすすめです。口中のネバネバも取ってくれる優れものです。ただ歯茎のぶよぶよ感があったり、胃腸の不快感が続くようでしたら、早めに医者に診てもらうこともお忘れなく。

実際、歯槽膿漏とはなってみないと中々調べる機会が無いと思いますが、恐ろしい病気なんですよ。基本的に歯磨きをしないとなります。歯磨きをしないと、歯垢がそのまま残り増殖し、歯茎の組織を侵食します。これがいわゆる歯周ポケットの形成というやつですね。その状態で放置しておくことで歯槽骨にまで炎症が広がり、最終的には歯を失う原因となり得ます。歯槽膿漏と侮っていると歯を失うことにもなりかねません。歯周病についてよく学んで予め対策しておくとよいでしょう。



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